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こんにちは！
気付けば前回のブログから二か月近くも時間が経ってしまっていました( ゜Д゜)
大人になると、時間の経つのが早いなぁ・・・

hake様から拙作「月下のアトリエ」の出会いのシーンを漫画にして頂いちゃいました！
ちょっとすごく可愛いから見てください（爆）






―――（「月下のアトリエ」第一章第三話「出会い」より）―――――――――――――――――
　ベイカーストリートはカーター・タウンの北門近くにある街路で、文字通りパン屋が軒を連ねている。カーター・タウン北部の住人の食卓の根幹をなす、賑わいのある場所だ。通りの南端から五つ目の四つ角から東に入る路地に見当をつけてアミュウは降下した。
　ところが着陸寸前のところで、片手に抱えた紙袋から薬瓶がひとつ飛び出した。アミュウが見遣る間もなく、大通りから人影が飛び出して、長い腕を伸ばして薬瓶を受け止めた。
「あっ……」
　アミュウは転がるように着地し、そのまま尻餅をついた。
　その男は、夕日を背にしてゆっくりとアミュウに歩み寄る。
「大丈夫ですか」
　低くぬくもりのある声だった。
　白いマントで長身を包み、濡れたような黒髪と同じ漆黒の目がアミュウをまっすぐに見ている。右手を差し出してアミュウが立ち上がるのを助けるが、アミュウは全身を雷で打たれたように動けなかった。動けないのも困るが、もっと困ったことに、どうして自分がこれだけ動揺しているのかさっぱり分からないのだった。真っ白になった頭の奥から、何か得体のしれない記憶が立ち上ってきそうだったが、思い出せそうで思い出せない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

原文を丁寧になぞって頂いて、イメージそのまんま！
読み込んで頂いたのが分かります。
ふんわりアミュウは可愛いし、聖輝は謎の男って感じがムンムンするし、落としかけた薬瓶は香水瓶みたいでおしゃれ♡
素敵なコミカライズありがとうございました！！


　　★　　☆　　★


さて、そんなhake様は、恋愛ファンタジー「螺旋のきざはし」を連載なさっています。
少女ソフィアはその生まれから、幼い頃より虐げられて育ち、ある日追われて滝壺を落ちる――目が覚めたらそこは文字通り異世界。
初めて触れる人の温もりに、彼女は何を感じ、どう応えるのか……
絵のタッチそのままに、丁寧につづられる人間模様に目が離せません。
ページを繰る手が止まらなくなること請け合い！　是非読んでみてくださいねヽ(´ー`)ノ

そんな「螺旋のきざはし」のヒロイン・ソフィアちゃんを描かせていただきました。





（ソフィアちゃんの透明感が難しい！　グリーンネックレスはふちペンでポチポチ描きました）

グリーンネックレスの花言葉は「健やかな成長」。
ソフィアちゃんが健やかに過ごせる日々がやってきますように(^人^)



　　★　　☆　　★


さて、お次はちとりり様のＴＳファンタジー「転生したけど異世界に行けなかった！」です。
ブラック企業で働く東雲忍（男）がトラックに轢かれて目を覚ますと、女の身体になっていた！？
転生したけど、ここ現実世界じゃん！
東雲しのぶ（女）の身体に魂を入れられた忍は、男に戻るため、この世界に転移してきた異世界人を見つけ出すという使命を与えられる――
さて、忍は無事男に戻れるのか？　それとも・・・？

いくらでも飲めちゃうお酒のように口当たりの良い文章で、サクサク読めちゃうドタバタコメディですヽ(´ー`)ノ




（こちら、志茂塚にしては珍しく、ブラシ塗りに挑戦したものです。
慣れないレイヤー分けにも苦戦しましたが、普通に塗っただけでは平板になってしまうというのにも悩まされました・・・勉強になりました！）

ちとりりさんは現在カクヨムで「魔法記者マリヴェルの事件ファイル」を連載なさっています。
呪術事件を追う女性新聞記者マリヴェルの奮闘＆名推理を描くスチームパンク・ファンタジック・ミステリー。
こちらもおススメですヽ(´ー`)ノ



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お次はみんなのアイドル、若松ユウ様宅の看板ペンギン・アデリー嬢です。
「アデリーのアデリーによるアデリーのための写真集」はなんとシリーズ５作目に突入！
いかに愛されているか、うかがえます♪





（ペンギンアデリーが大きすぎるという突っ込みが入りました！　構図の関係上ご勘弁・・・！！）

若松様は詩も書いていらっしゃって、志茂塚の主催する「春の詩企画」にいくつもご寄稿いただいております。
そのなかのひとつ「きのせいかしら」は、風刺と皮肉のきいたショートストーリーのような作品で、おすすめさせていただきます。


　　★　　☆　　★


さて、お次はアオベエ様の「ラクガキ勇者と迷子のタマゴ」へのＦＡです。

人とはちょっと違う絵を描く勇者が、絵を描くことに対して抱く葛藤を優しく綴った物語です。
まさに絵を描く大人に向けた童話！

お絵描きをする人であれば、大なり小なり抱く気持ち、「どうすれば、皆が喜ぶ絵が描けるのだろう」という問い、そして承認欲求との付き合い方。
それらへの答えのヒントが、この物語の中に散りばめられているように思います(^^)




（ガサガサ感のある鉛筆で主線を入れました。たったそれだけで一気におとぎ話っぽくなりますね　←　自分でびっくり）

アオベエさんも詩をお書きになります。
「春の詩企画」には「花粉症オーケストラ」をご寄稿頂いております。
花粉症でお困りの方、ぜひ読んでみてくださいね。
詩で描かれた光景にほっこりと心温まると思いますよ(^^)



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さて、最後は、ちはやれいめい様（絵と文）/トト様（フェノエレーゼデザイン）による連載「とべない天狗とヒナの旅」より、フェノエレーゼ、ヒナ、袂雀、聖龍を描かせていただきました。
「参　海のあやかしの章」冒頭シーンです。

時は平安、人間と妖（あやかし）の者がいっしょに暮していた時代。
５歳の少女ヒナは、翼を失い空から落ちてきた白天狗と出会います。
人間嫌いの白天狗、フェノエレーゼ（笛之絵麗世命）は、大烏の猿田彦から、それまで行ってきた悪行のカタに翼を奪われてしまったのでした。
猿田彦は「人を救い善行を積めば、翼は戻るだろう。悪行を重ねれば、呪いは全身に広がり、お前は二度と天狗に戻れん」と言います。
フェノエレーゼは翼を取り戻すため、ヒナとともに旅に出ますが、さて、彼らの旅の行方はどうなるのでしょうか。

和ファンタジーとはまさに本作！
昔話を語るような優しい物語。
是非読んでみてくださいね♪




（聖龍さん楽しく描かせていただきました！　水しぶきを書いたらウロコが目立たなくなっちゃった）



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最後におまけ。
Twitterの診断遊びで、「志茂塚を男子高校生化したらどうなるか？」っていうのがありまして。
結果は以下の通り。

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2年D組 志茂塚　ゆりくん
身長…170cm
髪…オレンジでツンツン
目…金色でぱっちり
得意科目…国語
特徴…微妙にオネエ
性格…やんちゃ。おっとりした子とおおらかな子とは相性よし

診断元：https://shindanmaker.com/537704
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↓　これを元に絵を描いてみましたよ　↓





いつもと違う塗り・・・アニメ塗りって言うのかな？
制服の影はピンクのふちペンで描いています。
濃い影のところはグリーン～パープルのグラデにしてみました。
普段と違う画風、楽しかったですヽ(´ー`)ノ